- 阿波座で予防接種をお探しの方へ
- 種可能なワクチン一覧|対象者・年齢の目安
- 予防接種前の準備・当日のスケジュール
- 予防接種は安全?副反応の種類と接種後の注意点について
- 予防接種費用一覧|公費対象・自己負担額・診断書料金も掲載
阿波座で予防接種をお探しの方へ
予防接種は、病気にかからないようにするだけでなく、万が一かかってしまったときにも症状を軽くしてくれる効果があります。
さらに、多くの人が予防接種を受けることで「集団免疫」が高まり、免疫力が低くて重症になりやすい人々も守ることができます。これによって、病気の広がりを防ぐこともできます。
予防接種には、2つの種類があります。1つは「定期接種」で、風疹や麻疹など、法律で決められた予防接種です。これらは公費で接種できます。もう1つは「任意接種」で、ロタウイルスやおたふく風邪など、希望する人が受ける予防接種です。任意接種は自己負担ですが、地域によっては助成があることもあるので、事前に調べてみることが大切です。
地域の皆様へ
当院では、大阪市西区京町堀エリア・阿波座を中心に、予防接種の提供を行っています。地域の健康維持のために、風疹や麻疹などの定期接種をはじめ、任意接種に対応しています。特に、阿波座駅や本町駅からもアクセスが良いため、周辺の地域住民の方々にも通いやすい環境を提供しています。
接種可能なワクチン一覧|対象者・年齢の目安
B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している母親から生まれた子供や、医療従事者など体液や血液に接する機会が多い職種の人に推奨されていたB型肝炎ワクチンは、2016年以降、新生児期の定期接種となりました。
定期接種が導入される以前の世代では、免疫を持たない人が多く見られます。ワクチン接種により、高確率でHBVに対する抗体を獲得できます。
接種区分:定期接種(1歳未満)/任意接種(成人など)
肺炎球菌ワクチン
肺炎の主な原因菌である肺炎球菌に対するワクチンです。体調不良や持病の悪化で抵抗力が低下しているときに感染しやすく、特に高齢者では重症化のリスクが高まります。
定期接種に使用されるのは23価ワクチン(ニューモバックスNP)で、23種類の肺炎球菌に効果があります。1回の接種で約5年間効果が持続するため、5年ごとに接種を行います。
接種区分:定期接種(公費助成あり)
麻しん・風しんワクチン
(MRワクチン)
麻しん(はしか)と風しんに対する混合ワクチンです。
これらのウイルスは感染力が非常に強く、特に免疫がない人がかかると重症化するおそれがあります。
定期接種に使用されるのはMRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)で、1本の接種で2種類の感染症を予防できます。
原則として2回の接種が推奨されており、1回目は生後12か月~24か月未満、2回目は小学校入学前の1年間(5~6歳)に行います。
接種区分:定期接種(公費負担)
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は、免疫力が低下した際に幼少期に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して発症します。
80歳までに3人に1人が発症すると言われています。予防には従来の乾燥弱毒生水痘ワクチンのほか、より高い予防効果を持つ不活化ワクチンのシングリックスが使用されています。
シングリックスは高額ですが、帯状疱疹とその後の神経痛に対する予防効果が高いとされています。
接種区分:任意接種(自己負担)
定期接種対象者:市町村から接種案内が届いた方
(原則、50歳以上または60~64歳・65歳以上の高齢者)
インフルエンザワクチン
インフルエンザウイルスの感染予防と、発症時の重症化を防ぐためのワクチンです。
特にご高齢の方ははインフルエンザが重症化しやすく、肺炎などの合併症を引き起こすことがあるため、毎年の接種をお勧めします。流行期を考慮し、12月中旬までに接種するのが効果的です。
接種後2週間から5か月間程度の効果が期待されます。接種回数は、大人は1回、子供は4週間間隔で2回接種が推奨されます。
接種区分:任意接種(自治体により助成あり)
コロナウイルスワクチン
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を防ぎ、症状の出現を抑える効果があります。
ウイルスのタンパク質を作る遺伝情報の一部を体内に投与することで、免疫反応を誘導し、感染に対する免疫を獲得します。
多くの国で、さまざまな種類のコロナワクチンが承認されており、継続的な接種が推奨されています。
接種区分:公費または任意接種(制度により変動)
予防接種前の準備・
当日のスケジュール
初めて予防接種を受ける方や、お子様のワクチン接種に不安を感じる保護者の方も少なくありません。
このセクションでは、阿波座駅近くの当院で予防接種を受ける際に必要な「持ち物」や「当日の流れ」「服装の注意点」などについてご紹介します。
事前に知っておくことで、スムーズかつ安心して接種を受けていただけます。
特に小児・高齢者・基礎疾患をお持ちの方は、接種前の健康状態の確認が大切ですので、チェックポイントを参考にご来院ください。
予防接種当日に必要な持ち物
母子手帳
(お子様のみ)
接種履歴を確認するために必要です。
健康保険証
保険適用の場合に必要です。
予防接種予診票
事前に記入しておくとスムーズに予防接種を受けることが出来ます。
事前の健康状態の確認
体調の確認
接種前に風邪などの症状がないか確認します。体調が悪い場合は、接種を延期することをご検討ください。
アレルギーの確認
過去にアレルギー反応を起こしたことがある場合、その内容をご相談ください。
持病の確認
持病がある場合や現在服薬している場合は、事前にご相談ください。
予防接種当日
接種しやすい服装
腕に接種する場合が多いため、袖を簡単にまくれる服装が望ましいです。
体温測定
接種当日の朝に体温を測り、熱がないことをご確認ください。
接種後の注意点
接種部位のケア
接種部位を清潔に保ち、数時間は強くこすったりしないようにしてください。
副反応の観察
接種後、数時間から数日間は副反応が出ることがあります。発熱、腫れ、痛みなどの症状が続く場合はお早めにご相談ください。
予防接種は安全?副反応の種類と接種後の注意点について
「予防接種を受けたいけれど、副反応が心配…」という声は少なくありません。
実際に予防接種には、軽度な副反応からまれに起こる重篤な副反応まで、さまざまな症状があります。
予防接種の安全性や副反応の頻度・種類、接種後に気をつけるべきポイントについて詳しくご説明します。
正しい知識を持っておくことで、安心して接種に臨むことができるようになります。
ワクチンの安全性について
現在使用されているワクチンは、厳格な試験と審査を経て国から承認されたものです。
重篤な副反応の頻度は非常に低く、接種によるメリットがリスクを大きく上回るとされています。
安心して接種を受けていただくために、当院でも医師による状態確認を徹底しています。
一般的な副反応(接種部位)
局所反応
接種した箇所の赤み・腫れ・熱感・痛みなどが数日程度見られることがあります。
全身反応
発熱、倦怠感、頭痛などが現れる場合がありますが、多くは1〜3日で自然におさまります。
まれに起こる重篤な副反応とその対応
重度のアレルギー反応(アナフィラキシー)などの重篤な副反応は非常にまれですが、起こる可能性はゼロではありません。
そのため、当院では接種後30分程度は院内での経過観察をお願いしています。
過去にワクチンで強い副反応が出たことのある方や、持病・アレルギーがある方は、接種前に医師へ必ずご相談ください。
予防接種費用一覧|公費対象・自己負担額・診断書料金も掲載
当院で実施している予防接種の費用を一覧でご案内いたします。
ワクチンには「定期接種(公費負担)」「任意接種(自己負担)」があり、対象年齢や助成制度の有無によって費用が異なります。
以下の表では、接種の種類ごとの料金を明記しておりますので、参考にしていただければと思います。
※公費対象の場合でも、対象年齢や回数を超えた接種には自己負担が発生することがあります。詳細はお問い合わせください。
インフルエンザワクチン
- 一般:2,500円(税込)
新型コロナワクチン
- 通常:15,000円(税込)
B型肝炎ワクチン
- 6,000円(税込)
帯状疱疹ワクチン
- 21,000円(税込)
肺炎球菌ワクチン
- 8,500円(税込)
麻疹・風疹(MR)ワクチン
- 13,000円(税込)
B型肝炎ワクチン
- 5,500円(税込)
高齢者向けワクチン(大阪市助成対象)
高齢者 インフルエンザワクチン
- 自己負担金:1,500円(大阪市助成あり)
- 対象:大阪市に住民票のある65歳以上の方など
高齢者 新型コロナウィルスワクチン
- 自己負担金:3,000円(大阪市助成あり)
- 対象:大阪市に住民票のある65歳以上の方など
高齢者 肺炎球菌ワクチン
- 自己負担金:4,300円(大阪市助成あり)
- 対象:大阪市に住民票のある65歳以上の方など
帯状疱疹ワクチン(助成対象)
- 自己負担金:11,000円(大阪市助成あり)
- 詳細:当院にお問い合わせいただくか、大阪市ホームページをご参照ください。
各種診断書料金
診断書の種類 | 料金 |
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一般診断書 | 2,200円(税込) |
証明証 | 2,200円(税込) |
保険会社提出用診断書 | 5,500円(税込) |